主に造園関係の業界の方々に読んでいただきたいです

はじめに

売りにくい商品を苦労して売るのではなくて、売りやすい商品を開発すれば売るのに苦労しない。

当方はそんな考えの下で商品とその販売方法を企画開発しているフリーのプランナーです。企業から企画を請け負い、しぶとく生き延びています。

今回は造園分野でそんな商品を企画しました。それは「真夏でも涼しい庭」という名前の商品です。庭の中でも、特に民家の庭をメインに想定しています。

この企画は誰かから依頼されたものではなく、当方が勝手に思いついたものです。だから気に入った方はどなたでも自由にお使いくださって構いません。たぶんこの商品はよく売れると思います。

詳細は、以下をお読み下さい。

「真夏でも涼しい庭」という商品は販売し易い

この商品は「あなたのお庭を真夏でも涼しい庭にリフォームしませんか?」という宣伝コピーで広告を打つことから販売が開始されます。

特に、夏に暑い地域で上のような広告を打つと、よい反応が返ってくるでしょう。暑さが厳しく、リフォームの工事を依頼する経済力のある家が密集している地域では、特にそうなるだろうと思います。

仕事を請けて1例でも工事実績ができると、工事を発注した家の施主さんはご近所さんや知り合いを招き、涼しく快適になった庭を体験する人が新たに生まれるでしょう。その中から「自分の庭もリフォームして欲しい」と言って仕事を依頼してくる人が出てくる.ことも十分考えられます。

依頼主が本当に満足して感動するような仕事ができれば、依頼の連鎖反応が生まれても不思議ではありません。いわゆる「評判が評判を呼ぶ」状態です。

「真夏でも涼しい庭」という商品はそのような連鎖性のある商品として企画しました。

「真夏でも涼しい庭」は人工的に創り出せる

地球の温暖化や都市部でのヒートアイランド現象を抑制・緩和することはなかなか困難ですが、民家の庭という局所はリフォーム工事によって、確実に涼しくすることが可能です(ただし、狭すぎる庭は難しいかも知れません)。

様々な方法を使って夏の強い日差しを遮る、できるだけ大きな陰を作り、庭の中に温度の異なる部分を作れば風が起こり、陰の中をその風が吹き通るようにすれば、気温は変わらなくても(実際は下がる場合もあります)、それだけでもそこはだいぶ涼しく、過ごし易く感じるようになります。さらに、庭に草花や樹木を植えたり芝生を敷き詰めれば、植物の「蒸散効果」により植物周辺の地面と付近の空気の温度が下がり、庭は一層涼しくなります。その他、様々な工夫を加えることで、涼しさはさらに増します。

特に高い効果を実現した庭は、避暑地のように変わるようです。

つまり、庭という局所では、涼しさは人工的に創り出せるのです。

実績づくりにはガーデンデザイナーの仕事がきわめて重要

このような工事自体は難しくないようですが、快適な涼しい庭ををデザインすることは誰もができることではないようです。とりわけ庭の中の空気の流れ(=風)をコントロールすることが難しい。

しかし、そのようなノウハウを持っているガーデンデザイナーは確実に存在します。ネットで丁寧に探せば見つかるでしょう。ネットで「真夏 涼しい庭」というキーワードで検索すれば何人かを見つけることは可能です。

しっかりとしたノウハウと経験を持つガーデンデザイナーと組んで協力できるかどうかが、「真夏でも涼しい庭」を実現するための重要な鍵になるでしょう。

そんなガーデンデザイナーと組み、しっかりした体制を構築できるのであれば、躊躇せずに「あなたのお庭を真夏でも涼しい庭にリフォームしてみませんか?」というコピーで広告を打って宣伝を始めてももいいのではないでしょうか。

体制を十分構築できないままに宣伝しても、依頼者は現れるかも知れませんが、「真夏でも涼しい庭」の失敗作が出来上がることでしょう。当然、上で述べた「依頼の連鎖反応」は生まれないでしょう。

ガーデンデザイナー自身が集客を行う道もある

ちなみに、ガーデンデザイナー自身が広告宣伝を行って集客を行い、工事を行う業者へ発注し、自分は工事の監理を行って、仕事を完成させるというのでも良いでしょう。当方はこちらの方が現実味があるのではと考えています。

あるいは、リフォームをしたい側(客)がお気に入りのガーデンデザイナーをネットなどで探して仕事を依頼するという道もあるでしょう。

いずれにせよ、「真夏でも涼しい庭」というコンセプトを知る人が増えれば、様々がケースが出てくるでしょう。

この「真夏でも涼しい庭」の企画者について

このWebサイトの主、すなわち「真夏でも涼しい庭」を企画したのは、コピーライティングやマーケティングも行うフリーのプランナーです。20数年来のフルリモーターでもあります。

企業や業者が既に持っている技術や商品製造力で商品を創り、人々に強く訴えかける広告コピーと販売方法を考えることで、その商品を売りやすい商品(できれば「評判が評判を呼ぶ」ような商品)に変えるような仕事が大好きです。

この「真夏でも涼しい庭」の企画はその一例です。

広告コピーと商品の企画は誰でも自由にお使いください

ところで、当方は、「あなたのお庭を『真夏でも涼しい庭』にリフォームしてみませんか?」という広告コピーを使って宣伝を行って販売活動を展開している業者の例を今まで知りません。よく調べましたが、もしかしたら当方が初めて考えたコピーかも知れません。

この広告コピーと商品の企画は誰かから依頼されて考えたものではないので、誰でも自由に使っていただいて構いません。

「真夏でも涼しい庭にリフォームしませんか?」という宣伝をすることをこちらから提案しているわけですから、企画を独占しようとか、企画使用料を徴収しようなどということは微塵も考えていません。

どこかの造園業者や建設業者にこの企画を売り込んでも、その1社が工事できる数には限りがあり、「真夏でも涼しい庭」が創られてもその数は知れています。日本全国で「真夏でも涼しい庭」が数多く作られるためには、この企画を解放する方が良いと考えました。

ですから、この企画を使っていただければ、プランナー冥利に尽きます。

ただし、上でも述べたように、ちゃんとしたリフォーム工事ができる業者に使っていただきたいと思います。

この企画についてのご質問とお問い合わせ

この企画と実際の進め方については、旧TwitterのXの当方のアカウント(@CoolGardenJP)のタイムラインにてご質問ください。個別の質問や問い合わせはIMでお願いします。

Xでは造園業界の方々の他、ガーデンデザイナーの方々と交流したいと思います。

2024年8月22日 企画者 @uchinoharuhito